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中性脂肪やLDL（悪玉）コレステロールの値が高い状態が続くと将来的に動脈硬化をもたらし、心筋梗塞や脳梗塞の発症原因となります。それらを人工透析と同様の仕組みで血液を体外に排出し、 特殊なろ過装置（悪玉コレステロールや中性脂肪・炎症物質・病的透過因子など） を通して病因物質を取り除き、浄化後の血液を体内に戻す最新の治療法です。体調の改善や血管性疾患の予防、病的老化予防に対し画期的であるとされ、現在世界中から注目を集めています。当クリニックでは血液浄化療法はDFPP（二重濾過血漿交換療法）を採用しています。一般的にこの治療は、国が指定している難病（神経疾患や膠原病など）の治療に用いられています。当クリニックでは予防的治療としてこの治療法を提案しています。

自家培養幹細胞培養治療は、自身の細胞から抽出し培養した幹細胞を直接注射することで、顔や首などの皮膚に現れる加齢による変化に対する改善効果を得る再生医療手法です。この治療では、間葉系幹細胞が様々な細胞に分化でき、サイトカインと呼ばれるタンパク質を生成する能力を持っています。これがコラーゲンの生成を促進したり、異なる細胞を活性化したりすることが確認されています。幹細胞は自ら数を増やし、損傷した箇所を検知すると、そこで様々な栄養因子を放出し、組織の保護と再生を促進する機能を持っています。自己脂肪由来や骨髄由来幹細胞治療は、患者自身の脂肪や骨髄を使用し、幹細胞の培養は厚生労働省の認可を受けた院内の施設で行われるため、拒絶反応などのリスクがなく、非常に安全性の高い治療法と言えます。

自己脂肪上清液治療は、患者自身の体から採取した脂肪を利用した治療です。この治療では、まず脂肪を採取し、その脂肪から幹細胞や成長因子が豊富に含まれる上清液（脂肪由来幹細胞上清液）を抽出します。この上清液を皮膚や関節などの治療が必要な部位に注入することで、組織の修復や再生を促進し、肌の若返りや関節の機能改善を目指します。自己脂肪由来であるため、拒絶反応のリスクが低く、安全性が高いとされています。

iPS細胞と共に注目を浴びているヒト間葉系幹細胞を用いた再生医療は実用化が進み、幅広い領域での治療効果が国内外から報告されています。ヒト間葉系幹細胞は人体を構成する全ての細胞の基となる細胞です。これを培養する過程で生まれる上清液（上澄み液）が幹細胞培養上清液です。幹細胞培養上清液には、体の細胞の損傷や老化に対し、細胞の修復や新しい細胞の生成を指示する細胞増殖因子（サイトカイン）が多く含まれています。発毛・美肌・生理機能の改善・血管内膜の修復・成人病の予防など、様々な若返り作用が先進医療の世界で注目されています。当院ではヒトの歯髄・脂肪などから採取された幹細胞の上清液をそれぞれ取り揃え、医師によるカウンセリングによって使い分けています。

ダーマペン4は、肌表面に極細な針を使用して一時的に小さな穴を作り、肌の回復力を促進する治療法です。このプロセスにより、コラーゲンやエラスチンの生成が促され、肌のハリや弾力が回復し、色素沈着によるニキビ跡や毛穴の開き、たるみ、小ジワの改善が期待できます。同時に、有効成分を導入することで肌の引き締め効果も得られます。先端に16本の超極細針が付いており、最大深度は3.0mmまで調整可能です。これにより、従来のダーマペン3に比べてより効果的に有効成分を浸透させやすくなりました。治療時間は短縮され、患者への負担も軽減できます。個人差はありますが、1回の治療で効果を実感できる場合もあります。ただし、複数回の治療を行うことでより効果を実感しやすくなります。また幹細胞培養上清液をダーマペン4と組み合わせることで、その効果を一層高めることができます。

NMN（ニコチンアミドモノヌクレオチド）は、もともとヒトの体内に存在する物質で、摂取することで⽼化現象を遅らせて中枢神経の活性化（＝若返り）効果の期待ができるといわれる物質です。NMNはわたしたちが身体の機能を保つのに必要な”NAD＋”という物質に変換されます。老化すると、このNAD＋という物質が各臓器で減少し、さらにNMNを体内で作り出す能力も減少していくことが分かっています。そのため、NMNを外部から体内に補填する目的のサプリメントや治療の開発に注目が高まっています。NMNを外から補填するには、主に「緑黄色野菜などを食べる」「サプリメントを飲む」「吸入療法」があります。食べる方法やサプリメントを飲む方法は、手軽に始められることがメリットですが、含有量が少なかったり習慣として続かないなどのデメリットが挙げられます。それに対して当院が行う吸入療法は、NMN含有力が多く、鼻から脳の視床下部へダイレクトに届けられるので早く効果を感じることができます。

がん細胞は、最先端の画像検診で発見できる大きさに育つまでに10年から20年の期間を要すると言われています。ここまで育った「がん細胞」はすでに10億～100億個に及び、摘出手術などの治療が必要となります。「がん細胞」に育つ前に「早期がん検査」で発見し、これを排除するのが「活性化自己リンパ球療法」です。免疫力の低下とがん細胞の発生は相関性が高いことが知られています。がんを排除する機能を持つ免疫細胞を10～50億個に培養し、投与することにより潜伏期の「がん細胞」を排除します。

水素には「老化」の原因となる体内の様々な「炎症」や「活性酸素」を抑える働きがあり、動脈硬化のきっかけとなる血管内皮細胞の損傷を予防し改善する効果が確認され、生活習慣病への予防としても注目を浴びています。「超高濃度水素吸入療法」は、超高濃度の水素をカニューレに用いて鼻孔から吸入し、時間をかけて水素を全身に届けます。

皮膚の表面は、石垣のように細胞が密に配置され、これによって細菌などから身を守っています。エレクトロポレーションは電圧の力を用いて細胞膜に微細な隙間を作り出し、大きな分子でも通過可能になりました。ヒアルロン酸や成長因子などの分子が大きく、イオン導入では皮膚深層に浸透しにくいという課題がありました。一方で、メソセラピー（注射導入）は皮膚深層への導入が可能でしたが、痛みや針跡の心配がありました。エレクトロポレーションは電気の力でメソセラピーよりも高い導入効果を発揮し、かつ痛みやダウンタイムがほとんどないのが特徴です。成長因子は細胞分裂を活発にし、肌の若返りを促進します。年齢とともに減少するヒアルロン酸を導入することでみずみずしいお肌に。トラネキサム酸やビタミンCはシミやソバカスを抑え、美白・美肌に効果的です。様々な美容成分の導入により、お肌の若返りが期待できます。

IPL（インテンス・パルス・ライト）は、広範囲の波長（520～1,100nm）の光を照射する治療法で、肌の悩みを改善し、透明感のある美肌に導くことができます。光は皮膚の浅い層に広く届くため、顔全体に広がった薄いシミや濃いシミ、そばかす（雀卵斑）、くすみ、黒ずみなどに効果があります。また、ニキビ跡の赤み、赤ら顔、毛細血管拡張症にも効果があり、赤みの色素沈着が薄くなり、お肌がなめらかになることが期待されます。照射した光の熱が肌の奥に作用し、コラーゲンの産生が促進され、施術後には肌のキメが整い、ハリや弾力の向上が実感できます。

水光注射は、美肌成分を皮膚の浅い部分に均一に注入する治療で、内側から瑞々しく潤い、ツヤのあるもっちりとしたハリ肌をつくり出す人気の治療法です。この治療は、韓国で盛んに行われており、煌めくようなツヤと弾力のある「水光皮膚」を実現します。注入される薬剤の効果に加えて、針による自己再生作用が働き、コラーゲンが増生して肌の若返りを促進します。水光注射は肌の弾力や潤いを改善し、小ジワや毛穴の開き、くすみ、肌のハリの低下など、さまざまな肌の悩みを同時に解消することができ、お肌の土台から肌質を改善していきます。

PRP（多血小板血漿）は、文字通り「血小板を多く含む血漿」を指し、患者の血液を遠心分離にかけ、血小板を濃縮した液体です。血液中の血小板は傷口に移動し、血を凝固させながら成長因子を放出します。これにより、傷ついた組織の修復が促進され、新しい細胞の成長が促され、自己治癒力が向上します。PRP療法は、このメカニズムを活用して、傷ついた組織や細胞を修復し、痛みを軽減することを目指しています。PRP療法では、故意に「新しいケガ」を作り出す手順があります。これによって、慢性的な患部に「ケガであること」を認識させ、再び炎症を引き起こします。その後、高濃度のPRPが修復能力を向上させ、自己治癒力によって快癒させるというのがPRP療法のアプローチで、お肌のエイジングケア・ハリ・ツヤに効果的です。

幹細胞上清液とミノキシジルを使ったAGA頭皮水光注射は、薄毛治療の一つです。この方法では、再生力のある幹細胞上清液と血行を良くするミノキシジルを頭皮に直接注入します。これにより、毛根が元気になり、髪の成長が促進され、薄毛の進行を抑える効果が期待できます。

ミコステラは、美容点滴に匹敵する、皮膚に針を使用しないエアインジェクションマシンです。ペネトレーションシステムとハイオキシインジェクション技術を採用しており、皮膚摩擦がゼロのため肌にやさしく、美容成分を角層の奥深くまで届けることができます。そのため、さまざまな肌トラブルの改善や頭皮環境の改善、体のメンテナンスに効果が期待されます。クリアな酸素を肌に与えることで、ハリとつやを取り戻し、若々しさを取り戻すことができます。この美容機器は、クリアな酸素を吹き付けることができる唯一のマシンであり、筋肉硬直によるトラブルのリカバリーケアにも適しています。

IgA抗体は、特定のウイルスや細菌だけに反応するのではなく、さまざまな種類のウイルスや病原体を補足し無効化するという、守備範囲の広さが特徴の免疫タンパク質です。健康時にも粘膜上に分泌されることで、外からやってくる様々な抗原に対して、私たちの体を防御する常時監視型迎撃ミサイルのようなシステムを司っています。IgAの分泌量は加齢によって低下しますが、それに加え、ストレス、栄養不足、睡眠不足、妊娠などの理由でも低下し、IgAが低下するとさまざまな病気にかかりやすくなります。これがいわゆる免疫力が下がった状態です。赤ちゃんはIgAを作ることができず、母乳中に含まれるIgAが赤ちゃんを感染から守っています。その後、人体は成長とともに、病原体に特異的な免疫を獲得していき、現在使用されているワクチンはこの獲得免疫の仕組みを利用しています。つまり、粘膜上のIgA抗体の分泌を増やして免疫力を高めることによって、現在の変異型コロナウイルスのような新しいウイルスが出現しても、感染を防げる確率が上がると考えられます。

抗体判定検査は新型コロナウイルスワクチンの接種によって産生され、ウイルス感染や発症、重症化を防ぐ抗体（＝中和抗体）が体内で産生されたかどうかを、少量の血液で測定できる検査です。

レーザー脱毛には、一般的に「蓄熱式」と「熱破壊式」との2つのアプローチがあります。蓄熱式レーザー脱毛は、弱い出力のレーザーを使用して「バルジ領域」と呼ばれる部分を蓄熱します。バルジ領域には毛包幹細胞や色素幹細胞が含まれ、発毛に関与しているとされていますが、その範囲はまだ確定されていません。蓄熱式の脱毛は、バルジ領域に対する効果が個人差があり、一概に言えないとされています。熱破壊式レーザー脱毛は、高い出力のレーザーを使用して毛乳頭や毛母細胞を熱して破壊します。この方法では、一度破壊された毛乳頭や毛母細胞は再生が難しく、半永久的な脱毛が期待されます。厚生労働省が承認した熱破壊式レーザーは、医学的な根拠に基づいており、安全性が高いとされています。

医療アートメイクは、通常の刺青やタトゥーとは異なり、色素を皮膚の表面に浅く定着させる技術です。眉やアートメイクは、汗や水、洗顔にも影響を受けず、24時間いつでも美しい素顔を保つことができます。技術的な面では、毛並みやグラデーションを組み合わせることにより、「3Dデザイン」では自然で立体的な眉が実現されます。一方、「4Dデザイン」では1本1本の毛並みを描くことに加え、パウダーを使用することで、まるで自然な眉をメイクしたかのような仕上がりになります。アートメイクの持続期間は個人差がありますが、一般的には2～3年程度です。徐々に薄くなり、消えていくため、好みに応じて色や形を変更することも可能です。アートメイクは医療行為であり、厚生労働省の通達により医師法の医業に該当します。したがって、認定を受けたクリニックでのみ施術が行われます。安心して受けていただくために、医師の指導の下でアートメイク技術の資格を持つ看護師が施術を行います。。

上記表記価格は税込となり、日本の保険証をお持の日本在住の方の価格となります。

当院の治療に医薬品医療機器等法では未承認の医薬品や医療機器を用いた治療も行います。個人差にもよりますが、使用する医薬品や機器を使用した治療においては期待した効果が得られない場合や、レーザー治療では火傷などのリスクも有ります。 そのようなことが起こらないようにスタッフ一同が細心の注意を払って治療にあたる所存です。

ご不安ご不明な点がありましたら、当院の医師もしくはクリニックのスタッフに何なりとお聞きください。 クリニックをご利用いただく皆様に親切で安心できる医療の提供を目指しております。