医療脱毛は、医療機関で医師の管理のもとに行われる脱毛方法です。医療用レーザーを皮膚に照射し、毛の黒い色素(メラニン)に反応させることで、毛の発生に関わる組織に熱エネルギーを与えます。
エステサロンで行われる光脱毛とは、使用する機器や照射出力、施術の目的が異なります。医療脱毛を検討する際には、それぞれの仕組みや特徴を理解し、自分の肌質や毛質、希望する脱毛範囲に合った方法を選ぶことが大切です。
今回は、医療脱毛の基本的な仕組みやメリット・デメリット、代表的な脱毛方法について解説します。また、BiOSTYLE CLINICで提供している熱破壊式レーザー脱毛についてもご紹介します。
ムダ毛の悩み
ムダ毛の処理方法には、カミソリや電気シェーバーによる自己処理、ワックス脱毛、光脱毛、医療レーザー脱毛など、さまざまな方法があります。
カミソリや電気シェーバーによる処理は、自宅で手軽に行える一方、毛が伸びるたびに繰り返す必要があります。また、頻繁な自己処理によって、肌の乾燥やカミソリ負け、埋没毛などの肌トラブルが生じる場合もあります。
ワックス脱毛も一時的に毛を取り除く方法ですが、施術時の刺激や皮膚への負担が生じることがあります。
こうした自己処理の負担を軽減する方法の一つが医療脱毛です。毛の発生に関わる組織にレーザーの熱エネルギーを作用させることで、長期的な減毛を目指します。

医療脱毛のメリット
医療脱毛の特徴は、医療用レーザーを使用して、毛の発生に関わる組織に熱エネルギーを与えることです。毛周期や毛質、照射部位などに応じて複数回の施術を行うことで、長期的な減毛を目指します。
医療脱毛には、次のような特徴があります。
- 医師の診察や管理のもとで施術を受けられる
- 医療用レーザーによって毛の発生に関わる組織に作用させる
- 毛質や肌質、照射部位に応じた施術方法を検討できる
- 肌トラブルが生じた場合に医師による診察や対応を受けられる
- 自己処理の頻度や負担を軽減できる可能性がある
医療レーザー脱毛は、毛の成長サイクルである毛周期を考慮して施術を行います。一度の照射ですべての毛に作用するわけではないため、希望する仕上がりや毛の状態に応じて複数回の施術が必要です。
また、施術中には痛みや熱感が生じる場合があり、施術後には赤みや腫れ、毛嚢炎などが起こる可能性もあります。施術前にリスクや注意事項について説明を受け、十分に理解したうえで検討することが大切です。
様々な脱毛方法
脱毛には、医療機関で行われるレーザー脱毛や電気脱毛、エステサロンなどで行われる光脱毛などがあります。それぞれ仕組みや特徴が異なるため、違いを理解しておきましょう。
熱破壊式レーザー脱毛
熱破壊式レーザー脱毛は、医療用レーザーを毛のメラニン色素に反応させ、発生した熱によって毛の発生に関わる組織に作用させる方法です。
毛乳頭や毛母細胞など、毛の成長に関わる組織に熱エネルギーを与えることで、長期的な減毛を目指します。
一般的に、メラニン色素を多く含む太く濃い毛はレーザーが反応しやすい傾向があります。ただし、毛の太さや色、肌の色、照射部位などによって反応は異なります。
照射時には痛みや熱感を伴う場合があります。使用する機器によっては冷却機能などが備わっており、皮膚への熱による負担を軽減するための工夫がされています。
光脱毛(IPL)
光脱毛は、IPL(Intense Pulsed Light)などの広帯域の光を皮膚に照射し、毛のメラニン色素に反応させる方法です。
エステサロンで提供される光脱毛は、一般に一時的な除毛・減毛を目的とした施術であり、医療機関で行われるレーザー脱毛とは使用機器や照射条件、作用の程度が異なります。
医療機関でもIPLを用いた施術が行われる場合がありますが、エステサロンの光脱毛と医療機関のIPL施術は、提供できる施術内容や出力などが異なります。
なお、IPLによる施術は、医療レーザー脱毛とは異なる仕組みであるため、同じ脱毛方法として一括りにしないことが大切です。
電気脱毛(ニードル脱毛)
電気脱毛は、毛穴に細い針状の器具を挿入し、電気や高周波などのエネルギーを利用して毛の発生に関わる組織に作用させる方法です。
レーザー脱毛とは異なり、毛穴ごとに処置を行うため、施術には一定の時間が必要です。使用する方式によって仕組みや特徴が異なり、白髪などメラニン色素が少ない毛にも対応できる場合があります。
ただし、施術には痛みや皮膚への刺激を伴うことがあり、赤みや腫れ、色素沈着などが生じる可能性もあります。施術を検討する際には、実施する医療機関で方法やリスクについて確認しましょう。
医療脱毛のデメリット
医療脱毛を検討する際には、期待される減毛効果だけでなく、施術に伴う負担やリスクについても理解しておく必要があります。
まず、施術中にはレーザーの熱による痛みや刺激を感じる場合があります。痛みの程度は、照射部位や毛の太さ、肌の状態、レーザーの設定などによって異なります。
また、医療脱毛は複数回の施術が必要となるため、一定の費用と通院期間がかかります。希望する仕上がりによって必要な回数も異なるため、事前に治療計画を確認しておきましょう。
施術後には、次のような症状やリスクが生じる可能性があります。
- 照射部位の赤みや腫れ
- 熱傷(水ぶくれなど)
- 毛嚢炎(毛穴の炎症)
- 色素沈着や色素脱失
- 硬毛化(照射後に毛が太く、硬くなるように見える現象)
- 施術時の痛みや熱感
症状の現れ方には個人差があり、すべての方に同じリスクが生じるわけではありません。肌質や既往歴などを確認したうえで、医師と相談しながら施術を検討することが大切です。

医療脱毛を選ぶ際のポイント
医療脱毛を選ぶ際には、施術を提供する医療機関の診療体制や、使用する機器、施術内容などを確認することが大切です。
まず、使用するレーザー機器の種類や特徴、承認状況などを確認しましょう。レーザーには複数の種類があり、波長や照射方式によって特徴が異なります。肌質や毛質、照射部位によって適した機器や設定も変わります。
また、施術前に医師の診察を受けられるか、肌トラブルが生じた場合にどのような対応を受けられるかも重要な確認事項です。
カウンセリングでは、次のような内容について確認しておくとよいでしょう。
- 使用するレーザー機器の種類や承認状況
- 自分の肌質や毛質に対する施術の適応
- 施術に必要な回数や通院間隔の目安
- 施術にかかる費用や追加料金の有無
- 施術に伴うリスクや副作用
- 施術後に肌トラブルが生じた場合の対応
医療脱毛は、肌質や毛質、希望する仕上がりによって適した方法が異なります。十分な説明を受け、納得したうえで施術を選択することが大切です。
BiOSTYLE CLINICの医療脱毛
BiOSTYLE CLINIC銀座では、熱破壊式の医療レーザー脱毛機器を使用した施術を提供しています。
当院で使用する機器は、2種類の波長を照射できる仕様となっており、肌質や毛質、照射部位などを考慮しながら施術を行います。
レーザーの波長によって、皮膚への到達特性やメラニン色素への反応の仕方が異なります。そのため、患者様の肌の状態や毛の特徴を確認したうえで、医師が施術の適応や照射条件を判断します。
また、照射口にはスクエア型のスポットを採用しています。照射範囲を確認しながら施術を行い、照射漏れや照射範囲の重複に配慮します。
冷却機能も備えており、照射時の熱による皮膚への負担を軽減するための工夫がされています。ただし、冷却機能があっても痛みや熱傷などのリスクがなくなるわけではありません。
施術前には医師が肌の状態などを確認し、施術内容や注意事項について説明します。実際のレーザー照射は、医師の管理のもと看護師が担当します。
医療脱毛を検討される際には、肌質や毛質、既往歴などを踏まえて施術の適応を確認し、リスクや費用についても十分に説明を受けたうえでご判断ください。
まとめ
医療脱毛は、医療用レーザーなどを用いて毛の発生に関わる組織に作用させ、長期的な減毛を目指す医療行為です。エステサロンで行われる光脱毛とは、使用する機器や施術の目的が異なります。
医療脱毛には熱破壊式レーザー脱毛や電気脱毛などの方法があり、それぞれ仕組みや特徴、適応が異なります。また、施術に伴う痛みや赤み、熱傷、毛嚢炎などのリスクについても理解しておく必要があります。
BiOSTYLE CLINICでは、熱破壊式レーザー脱毛機器を使用した医療脱毛を提供しています。施術を検討する際には、医師の診察を受け、ご自身の肌質や毛質に適した方法かどうかを確認することが大切です。