院内に細胞培養加工施設を完備

クリニック併設の細胞培養加工施設

バイオスタイルクリニックは院内に細胞培養加工施設を完備しています。細胞培養加工施設とは細胞を培養するために必要な清浄度が保たれている専用のクリーンルームです。細胞培養加工施設の稼働は「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」に則り、厚生労働大臣から施設番号が付与されていることが条件となります。

バイオスタイルクリニックの細胞培養加工施設(BiOSTYLE CLINIC細胞調整室)は厳しい条件をクリアし、厚生労働大臣から特定細胞加工物製造が許可されています。国内トップレベルの臨床実績を誇る再生医療認定医の下、専門技術を習得した専任培養士が最終的な細胞検査まで責任を持って培養しています。

細胞加工室内での細胞処理と培養には、クリーンな環境が必要です。この部屋は、内部から外部への空気の流れを制御し、細胞培養に必要な高い清浄度を維持しています

作業は全て安全キャビネット内で行われており、クリーンルームの安全キャビネットで培地ボトルから遠沈管チューブに培地の分注作業が行われています。

顕微鏡による観察は、クリーンルーム内の顕微鏡を使用しており、そこではフラスコで培養中の細胞の様子が観察されています。

クリーンルーム内にあるCO2インキュベーターは、設定した温度で炭酸ガスを注入し、温度、湿度、CO2濃度を一定に保ちながら、生理的な条件で細胞培養、実験、観察が可能です。炭酸ガス濃度は体内のCO2分圧に近い5%に調整され、これにより細胞の成長に適したpH値(pH7.1~7.4)や温度(37℃)を維持しつつ、培地が乾燥しないように加湿や防カビなどの措置も行われています。

バイオスタイルクリニック 主任培養士
山口 仁知
Yoshichika Yamaguchi

岸本医科学研究所 医療法人常盤会ときわ病院(免疫課細胞培養室)、(株)日本培養研究所を経て現在は (株)エス・シー・シー・ラボ 培養技術責任者)及びBiO STYLE CLINIC 主任培養士を兼務

幹細胞培養とは

幹細胞培養上清液

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